Japanische Klassiker mit Furigana
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しおばらたすけいちだいき
塩原多助一代記
三遊亭 円朝
Lesen Sie 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 138.733 Zeichen · 274 Bildschirme
んなさい」
小「へい、有難うございやす、これはお初うにお目に懸りました、私ア小平という胡麻の灰でございやす、先刻番頭さんにいう通り、八右衞門という荷主が山口屋へ為換を取りに往くと云うから、少しでもそう云う事を聞いちゃア打捨っちゃア置けねいから、暴っぽい仕事だが頭で突いて毒を服ませ、生空を遣って此方の店へ来た所が、山出しの多助の畜生に見顕わされた上からは、私ア縄にかゝって出るのは承知さ、私がどじを組んだって外とは違い、山口屋善右衞門さんという立派な家だから、廿や三十の目腐れ金を貰って帰ったと云っちゃア盗人仲間へ恥辱だ、さアどうか突出して下せい、私が突出されゝばお前さんには遺恨はねえが、多助手前を抱いて往って臭い飯を喰わせるからそう思え」
多「何処へ抱いて往くんだ」
小「分らねえ奴だ、牢へ連れて往くんだ」
多「フウン、牢へ往くのを抱いて往くというのか、手前これで黙って帰れば、旦那が金を下さるから黙って帰った方がよかんべえぜ」
小「黙っていろ、此の才槌野郎め、引込んで居やアがれ」
善「まア/\これは山出しで何にも知らない者だから、そんなに腹を立たないで帰っておくれな」