Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
しおばらたすけいちだいき
塩原多助一代記
三遊亭 円朝
Lesen Sie 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 138.733 Zeichen · 274 Bildschirme
と彼是いう内に直に馴染みまして、取附いたり引附いたりするから、
女「どうせ熊谷へ泊るつもりで、松坂屋というのが宜しゅうございますから、そこへ泊りましょう、貴方はお草臥でしょうから、私が負って上げましょう」
というので、おかめも一人旅で、連が出来たから心嬉しく思っておりますと、最う悉皆そのおかみさんに馴染んで、おかみさんと一緒に寝なければ聞かない。
女「今夜は私が抱いて寝ますよ」
というので、かみさんが抱いて寐て、翌日出立しました。前には熊谷より前橋へ出ますには本庄宿の手前に御堂坂と申す所より榎木戸村から八丁川岸、それより五料と申す所に日光一の関所がございます。当今馬車道になりましたが、其の頃は女は手形がなければ通られぬとて、久下村より中瀬に出て、渡しを越えて、漸々堺という所まで来ますと、七つ下りになりまして、足が疲れて歩かれません。
女「何うしよう、伊勢崎まで往けようかね」
男「お母さん、此の辺には好い宿屋がないから、伊勢崎の銭屋へ泊りましょう」
女「そうしよう、そうしておかみさんも疲れているから駕籠を、アレサどうせ私どもが乗るんですから、宜しゅうございます」