Japanische Klassiker mit Furigana
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しおばらたすけいちだいき
塩原多助一代記
三遊亭 円朝
Lesen Sie 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 138.733 Zeichen · 274 Bildschirme
所へ己れたちが通り掛り、助けた上で様子を聞けばこれ/\という話に、己も飛立つばかり嬉しく思い、直に連れて来たんだが、何んと嬉しかんべい」
かめ「どうもまア思いがけない事、大層大きくなったんで、一寸表で逢ったって知れる気遣いはありません、お前が七歳の時、私がお前を負い、馴れない旅をして、お前は勾引かされ、私は悪者のために既に殺されようとした所を、こゝの旦那が助けて下さり、それから後御厄介になり、今でも何一つ不足はないが、暑いにつけ寒いにつけ朝夕共にお前の事を些しも私は忘れた事はありません、本当にマア幼な顔を見覚えているよ、旦那の前でこんな事を云って誠に済みませんが、先の配偶の宇之助さんに誠によく似て居りますよ、どうもマア本当に思い掛けない事で、夢のような心持です、一寸立って見なよ、まア大きくなったこと、そして風のいゝこと、一寸坐って見なよ、一と※(「廴+囘」、第4水準2-12-11)り※(「廴+囘」、第4水準2-12-11)りなよ」
なぞといろんな事を申し、先ず安心して、先の名を呼ぶがいゝと、これから名をも改め、おえいと呼び、多助とは従兄同士の事故、行末は、※わせるの心得で、二月の末から五月の頃まで中よく日を送りました。