Japanische Klassiker mit Furigana
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こさかいふぼくしゅうはしがき
少年科学探偵
小酒井 不木
Lesen Sie 少年科学探偵 (こさかいふぼくしゅうはしがき) von 小酒井 不木 (こざかいふぼく) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 152.885 Zeichen · 308 Bildschirme
そこで私はとりあえず、品川署へ電話をかけて二人の角袖巡査にその家の見張りをさせ、ひとまず帰ってきたのでございます」
「それはご苦労様。それじゃ、やっぱり夜分でないと、あげることはできないねえ、まあゆっくり休んでくれたまえ」
と小田さんは言いました。
波多野さんが出てゆくと、小田刑事は俊夫君に言いました。
「俊夫君、いま聞いてのとおりだから、今夜七時にここで勢揃いして、八時頃にむこうに着くことにするが、その間君たちはいったん帰って、また出直してきてくれるか、それとも少し長いけれど辛抱して待っていてくれるか?」
俊夫君が木村さんに都合を尋ねると、木村さんは、竹内から白金を取りかえすまでは、うちへ帰りたくはないと言いましたので、私たち三人は警視庁に止まって、六時間ばかり待ち合わせることにしました。
待っているということは、ずいぶん骨の折れることです。こういうときに限って時計の針の動きがいつもより遅く思われます。やがて四時になったとき俊夫君はとつぜん私に向かって言いました。
「兄さん、僕これからちょっと用事があって出かけてくるから、おじさんの相手をしてあげてください。