Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 23.646 Zeichen · 48 Bildschirme
一月二十八日
一月二十九日
二階で、mの気にしていたことについて一寸話したら、一向平気の由。mの心持のふかさ分らず。
〔欄外に〕小説集に入れる原稿手入れをする。
一月二十八日(木曜)
〔発信〕第二十八信。
ネルのお腰を入れる。
一月二十九日(金曜)
『婦人文芸』へ「パアル・バックの作風その他」を十一枚送る。
S、来。正午頃から。いろいろG子のことを話す。迚もやってゆけぬことがその話で分る。中途半端にした関係をつづけることはいけないからよく話してちゃんとするように方針をきめることを話す。
夕飯後、三人でムサシノへゆく。ソ連の兵備ナチの兵備。そういう題目での News があって、それを主として見るため。ヒマラヤ登山のドイツ記録映画アリ。芸術的にまるでダラケていてセンチメンタルなもの。罪と罰とをやった男のカントクのロンドンの流血船エルシノア。これも下らず。原作が下らないのをカントクが又下らなくしている。罪と罰のように少い人間の性格から映してゆく手法をこういう集団的である筈のものにもつかい、解釈においても甘くつまらない。News は面白い。実にこの数年間に変ったソの姿が見えて感動した。ドニエプルや銑鉄工場バクーその他生産的建設の写真が出ていながら、朝日新聞の編輯氏はその説明書タイトルは附さぬ。