Japanische Klassiker mit Furigana
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しょくぶつき
植物記
牧野 富太郎
Lesen Sie 植物記 (しょくぶつき) von 牧野 富太郎 (まきのとみたろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 165.848 Zeichen · 327 Bildschirme
しかしそれはオギに於ける程著しくはない。稈は円柱形で淡緑色を呈し、平滑で中が実し白※が多い。
ススキは秋になってその成長の極度に達する。その低いのでは三、四尺位の丈けのものもあるが、その高いものになると一丈余にもなっている。稈の上部は細長円柱形で葉から超出し衆草を抜いて高く聳えている。そしてその末端に花穂をえ着け花穂は中天に翻っているのである。
花穂の形は大きくてすこぶる著しい姿を呈している。その中軸は狭長で稜角があり、それが真直ぐに立っていて凡そ二寸半から七、八寸の長さを算するが、その枝梗はその中軸を心としてその周辺に開出散漫し風が吹けば一方に靡いている。そして黄褐色あるいは茶褐色、あるいは紫褐色、あるいは褐紫色でその色は株によって相異り敢て一様ではない。花穂の長さは五、六寸から、一尺二、三寸許もあり、枝梗の数は一穂に五、六条から五十条もあるのがあって、それが花穂中軸の節から凡そ二、三条位ずつ出て集まっている。花が済むと花穂が閉ずるのであるが、あるいは風の為め、あるいは稈が傾いている為め、その穂体は大抵一方に彎曲しているのである。
花は小形で穂上に数多くそれが列をなし枝梗を通じて着いているのである。