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Japanische Klassiker mit Furigana

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しょくぶつき

植物記

牧野 富太郎

Lesen Sie 植物記 (しょくぶつき) von 牧野 富太郎 (まきのとみたろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 165.848 Zeichen · 327 Bildschirme

Aozora Bunko

また神馬草の名もあるが、これは昔神功皇后が三韓を征伐せらるるとき渡航中、船の中で馬糧が尽きこの海藻を飼料に代用したので、それでこれを神馬草といったとのことである。

蝦は長寿の表象として用いるもので、その鬚があって体の曲っているのを長生きの老人に見立てたものである。ゆえにエビを海老と書いてある。すなわち海の老人である。ことにその姿勢が勇壮で色も鮮やかだからなおさら賞用せられたものであろう。

トコロもエビと同じくこれも長寿の老人を表象したものである。その地中の地下茎の曲ったのを老人の腰の曲ったのに喩え、その鬚根を口鬚に比したものである。それゆえトコロを野老と書いてあるがこれは野の老人の意味で、それはエビを海老と書くのと同じ趣である。

トコロは通常※(「くさかんむり/婢のつくり」、第3水準1-91-5)※(「くさかんむり/解」、第3水準1-91-31)と書いてある。古くはトコロズラといったもので今ではこれにオニドコロの名がある。この地下茎なるイモはその味が極めて苦いが、ところによるとこれをアク汁で煮てその苦みを薄らげ食用にすることがある。この草は茎は蔓をなし山野いたるところに生ずる。