Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
がくせいものがたり
楽聖物語
野村 あらえびす
Lesen Sie 楽聖物語 (がくせいものがたり) von 野村 あらえびす (のむらあらえびす) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 193.667 Zeichen · 381 Bildschirme
は、作曲当時、その友人達にも理解されなかったのである。しかしシューベルトの言った「いつか君達も好きになる時が来る――」という言葉は見事に的中した。「冬の旅」二十四曲に優る歌がこの世の中に果してあり得るだろうか。人間の作ったもののうちで、あの中の一つ、「お休み」や「菩提樹」や「春の夢」や「道しるべ」や「辻音楽師」に匹敵する美しい歌が他にあったであろうか。
続いてレルシュタープとハイネの詩に作曲した十四曲の歌は、シューベルトの死後「白鳥の歌」(告別の歌の意)として出版され、今さら世の人々は、薄幸な天才シューベルトに辛かりしことをひしひしと後悔した。「白鳥の歌」の十四曲中、「アトラス」「都会」「セレナード」「憩いの地」「海辺にて」「影法師」などはわけても珠玉的である。
ドイツのリードはシューベルトによって完成された。
シューベルト以前にも歌曲はあったが、モーツァルトもベートーヴェンも、歌曲における限りは、あまり傑作を持たない。
シューベルトはドイツのアクセントに深甚な注意を払い、ドイツ語の詩の美しさを生かして全く新しい歌曲を創始したのである。シューベルトは旋律の宝庫であったばかりでなく、転調の名人でもあった。