Japanische Klassiker mit Furigana
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わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
Lesen Sie 渡良瀬川 (わたらせがわ) von 大鹿 卓 (おおしかたく) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 280.528 Zeichen · 557 Bildschirme
内務省と交渉中であるから、多分明日頃答弁の運びになるだろうと思います」
「いや明日、いや明後日、などと延期してはいけない。明日なら明日、明後日なら明後日と正しくしておきたい。その時にはやはり大臣も出て来るのがよろしい。ただ速記録を見ればよろしいというものではない。速記録は翌日でなければ見ることができない。どうも三十五番の留守を付けこんでやりそうな風があるから、これをつきとめておくのである」
翌十八日の衆議院は、すでに重要な日程は議了されてしまっているので議員の欠席が多かった。
正造もまた欠席して宿にいた。しかし、薄暮の迫るころ、政府委員の出席もなく議員の数も寥寥たるその議場へ、政府の答弁書が提出された。農商務次官が昨日あれほどに議場で公言したにかかわらず、あたかも正造の隙を狙ったようなやり方であった。
答弁書の内容は、単に質問の追求をいい逃れんための答弁で、何等誠意の認められるものがなかった。
「行政及び司法の処分と謂うが如きことは一切為さざることを鉱業人と契約し、其の局を結びたり」といい、「猶将来に付臨機の協議を遂げ、別段の約定をなすか、若しくは民法上自ら救済の途あるあれば、之に依る外なかるべく」