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Japanische Klassiker mit Furigana

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かせいへいだん

火星兵団

海野 十三

Lesen Sie 火星兵団 (かせいへいだん) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 307.889 Zeichen · 618 Bildschirme

Aozora Bunko

した。その数は五箇であった。

怪人丸木のところへ、この報告がとびこむと、彼はまたそのロケットの追撃を命じた。そうしてロケットは、いずれもピート大尉の時と同じく、不思議にも、どろどろとけてしまって宇宙から消えて行った。

「ほう、そうか。今度もまた片づいたか。あと、ゆだんがならないから、見かけたら、すぐ追いかけて、人間の乗っているロケットをとかしてしまえ」

怪人丸木は、そう言って、部下にしかと言いつけた。

こうして、ロケットは、いくつとなく、火星兵団のために怪しい最期をとげてしまった。

地球の人々にも、ロケットの最期のことがだんだん知れて来た。そうしてついに、宇宙へとび出すことが、たいへんあぶない状態にあることがわかった。

48 なさけの先生

さて、ある朝のことであった。

怪人丸木は、まだ宇宙艇内の寝室の中で、しずかにねむっていた。

火星人は、一体どうしてねむるのか、たぶん、人間はそれをよく知らないであろう。

怪人丸木は、寝室の二重戸を下すと、大きな一つの袋の中にはいる。それは、蚊帳のように四角になっていた。だが、空気は、もれないような仕掛であった。

その袋のすそにポンプがあった。