Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
かせいへいだん
火星兵団
海野 十三
Lesen Sie 火星兵団 (かせいへいだん) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 307.889 Zeichen · 618 Bildschirme
と、新田先生が横から口をはさんだ。
「おお、それはいい考えだ」
と大江山隊長は喜んだが、博士は、かぶりを振って、
「だめだ、そんなことは。なぜって、飛行機がとんでいっても、火星兵団が怪力線を出せば、飛行機がとけてしまうではないか」
「ああ、なるほど。困りましたね」
「ただ一つ、わりあいに早くやれる方法がある。多分、うまくいくじゃろう」
と、蟻田博士が、眉をあげて言った。
一度は十号ガスのピストルで火星兵団を退却させた。
ところが、火星兵団は怪力線を使って、あべこべに大江山突撃隊を逆襲した。そこで残念ながら、一同は、蟻田博士のすすめで、いそぎ山を下りるしかなかったのである。
残念がる大江山隊長を、博士はなぐさめて、明日を待てと言った。博士には、怪力線を使ってあばれる火星兵団にたいし、後にただ一つの攻めかける方法が残っているから、その用意を明日までにしようというのであった。
さて、そのあくる日となった。
ここは、宇宙艇が林立している火星兵団の基地の朝であった。
火星兵どもは、宇宙艇の扉をあけて、地上を蟻の大群のように、思い思いの方向に歩きまわっている。
「いないよ。