Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 229.387 Zeichen · 453 Bildschirme

Aozora Bunko

早ね早おきの陰徳はかような場合の抵抗力となってあらわれ恐らく元のようにしていたら盲腸そのものはもっと危険になり、手術ももっと困難だったでしょう。

こうやってねていて、あなたがお元気だと思うと何より気が休まる。本当にお手柄です。どうぞその勢でお正月私がおめにかかれる迄益※(二の字点、1-2-22)元気でいらして下さい。

普通八日目に抜糸だそうです。私のは只一ヵ所縫ってあるだけで、あとは万全を期してあけてあるそうです。キレイな傷口の由。何日かかるのか只今では未見当ですが大体十五日ぐらいではないかしら。うちへかえるのが一月の六日ごろとすれば早い方ではないかしら。

病院で正月するのは妙のようですが私は却ってああ今年は何たる身心の大掃除! と感じあの右側の体が常に重くてバスにのるのも歩くのも、働くのも常にいたわりいたわりやっていたのがさっぱり左側と同じになると思うとうれしくて来年は、と勇んで居ります。この気持、わかって下さるでしょう。ときには、本を四五冊下げて歩くのが響いて楽でなかったことさえ屡※(二の字点、1-2-22)だったのですもの。炎症性とか何とか(御研究の知識によって御判断下さい。