Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 289.044 Zeichen · 575 Bildschirme
熊さん八さんは赤ん坊のおしめだって洗います。野菜車を押して、瀧の川の坂をのぼる夫婦を見て、一日でもああいう暮しがしてみたいと涙をこぼしたのは古川辰之助の夫人でありましたというようなわけです。
さて、お疲れはいかが? すこしずつおなおりになりましたか? きのうはすこしつめたくて、きょうは暖い代りひどい風だこと。前の家で畳干してバンバン叩いています、いかにもゴミの立つ音です。
それからね、昨夜床に入ってから、ふといいこと思いついて、ホクホクして居ります。今に面白い静物写真帖をお送り出来そうです。日本の静物写真帖でもなかなか逸品があり得ることに思い到ったというわけです。
話が逆にもどりますが、日大あたりの芸術科って先生はひどいのね。久野だの浅原だのというひとなのね、伊藤整なんかましな部らしい。ここの映画科でとった「日大」とかいう画は、迚もひどいものだったそうです。法政ではいろいろ学内政治のいきさつで、文科をやめにしてしまうという有様ですし。あっちへひどいかこっちへひどいかというような有様ですね。
試験制度が変って、本年中学に入ったものの知能の低下、高校の程度の下落著しく、おどろかれて居ります。