Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 230.599 Zeichen · 458 Bildschirme

Aozora Bunko

その又前は、大層ないじわるのところにいてね、そのひとは、ニヤリとしながら、ハガキの味を私がまずいまずいと云うのを可笑しがっていました。

この間本の中へ入れようとして外国からの手紙見つけ、つまりはどこかへ行ってしまっていて分らなかったのですが、日記が(小さいときからの)出て、いろいろおもしろく、やはり又日記がつけたいわ。もう何年も何年もつけません。

たくさん、こまかく生活の話をするようになって、つまりそれが日記みたいになってしまうのでもあるけれど、でもやっぱりおのずとちがうところもあって。日記をかく生活ということについてもいろいろ感想が湧きます。ねえ。

そう云えばね、角の印判屋ね、あすこなくなりました。この間通ってオヤと思い、きょう大きい眼玉で見たら。きっと店が立ちゆかなくなったのね。よく電車で通って、斜かいにチラリと見るのですが、もうあのお婆さんも住んでいないのかもしれません。二階はあいていて、ちょっとしたものが干したりしてあるわ。

島田では、どの名になさいましたろう。光雄は、ミもツもつまる音でしょう? ミヤがそうですから、音のひろがりがなくて、ミヤモトミツヲは窮屈と思うの。