Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 230.599 Zeichen · 458 Bildschirme
どこでも旦那さんというものは、なかなかなのよ。アニ、ダイコウノミナランヤ。
私の眼は、この頃大体大丈夫です。疲れるとちらつくのですね、余りくたびれたら又薬を貰ってさしましょう。夜は大変眼がつかれて、いやと思うときは夜仕事いたしません。反射する光は目に堅くて、いよいよ昼間ずきとなるわけです。
今の派出は問題外のようなひとですが、でも今月中はこの人でとおします。きょう畳バンバンは駄目で(人足の都合で)明日になりました。丁度いいわ。これで布団類の手入れもみんなこわすことだけはすんだから。今の派出婦は、せんたくものをちゃんと知っている人さえ少いようです。
中野さんのところでは原さんが又腎盂炎で、卯女が百日咳で、よく眠りもせず看病したそうです。だから、きょうはお見舞に甘いものを届けて貰います。たのんで、てっちゃんに。ところがね、台湾に去年大風がちょくちょく吹いて本年の砂糖は大分減って又砂糖欠乏の由です。サッカリンずくめということになりそうですね、例年の2/3しか収穫なしの由。うちも牛乳は、用心のため一本とって居ります、工合でもわるくしたときソラと云ってないのですから。