Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 230.599 Zeichen · 458 Bildschirme

Aozora Bunko

本当に自分のものとしている範囲で骨を折っているかどうか、と。この点、この頃はすこしぴったりして来ているようですね。

文集、面白いだろうと思うの。昔の旅行記なども入れたいと思います。しかし、入れたい心と、入れられるか否かは又おのずから別でね。竹村のなんかそういうのでいいといいのだけれど。そう云えば『明日への精神』九千になりました。お話ししたかしら。十三日に又百合子百合子をやりました。

ユリも朝起き以来、というらしいのに、朝寝とかいてあって、笑えてしまいます。よっぽど「ユリも朝」と来ると寝がしみついて、眼玉だったのね。昔より、二十三日前よりは健康ということ、それは全く当然なわけでしょう? 何しろ、それから後の消耗の大さに対して、こんな状態が保てているのですもの。大変綜合された意味で、そうなのは確かです。

あなたの、夜があければおなかのすくこと、食欲がすこしでもあるようになったという面からは万歳だけれど、玉子ナシ、バタナシナシナシの方からいうと、やっぱりこの頃私たち何となしおなかすかせることのひどいのと似たわけなのだろうと思われます。そういうとき栄養が不足すると惜しいわねえ。