Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
ことを仰しゃいます、何う致しまして、私は旦那さまの御高恩を戴いて居りまするから、身体で出来まする事なれば、何の様な事でも致しまして、旦那さまお一人だけの事は御苦労を掛けません心得で居りまするが、若旦那さまは御気象が御気象でいらっしゃいますから、お煩いは有るまいとは思いますが、何分お案じ申し上げますゆえ、旦那さまは猶更御心配でいらっしゃいましょうと存じます」
小「あい、忰も慣れぬ旅をしたのだが、あの気象だから山に掛るとも峠を越そうとも、何の様な者が出ても、是まで丹誠して置いたゆえ、武芸は一通り心得居れば、五人や八人狼藉者が討って掛っても驚くような腕前ではないが、忰の留守中に追放を仰せ付けられたから、斯様な片田舎住居をして居る事を、忰も知らずに居るかと思うと、こゝが親子の情で、雨に付け風に付け案じられて、今頃は何処に居るか、こう云う雪の降る時には何処の宿屋で冬籠をして居ることか、それとも難所を越えて雪中に病でも求めなければ宜いがと存じて心配するが、お前にまで心配させてはならんから、今日は気を変えてブラ/\と八幡の八幡宮へでも参詣致そうか」