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Japanische Klassiker mit Furigana

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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)

粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)

三遊亭 円朝

Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme

Aozora Bunko

百「イヤ丈助さん」

丈「イヤ、これは喜代松さん、船頭は何処へ往っただな」

喜「船頭は曲金へ馬鹿囃子の稽古に往っただアよ」

丈「それは困ったが、お前船を漕ぐ事が出来るかえ」

喜「対岸へ往くぐらいは知ってるだが、一人で往くのも勿体ねえと思って人の来るのを待っていた処だ、丁度宜いからお乗んなせえな」

丈「じゃア勇助さん乗ろう」

と是から船に乗ると、百姓が繋縄を解いて棹を揚げて、上手の方へ押出し、艪杭を沾してだん/\と漕ぎ初めたが、田舎の渡船ぐらい気の永いものは有りません。

喜「宜い塩梅に天気イ能く続くね」

丈「お前は何時までも若いね」

喜「モウ年を老っちまって仕様がねえだ、若え時分に一緒に松戸の樋の口へ通う時分にゃア一晩でも女郎買をしねえと気が済まねえで、一度などは雨が降った時に簔を着て往った事が有ったが、まるで門訴でもするような姿で、お女郎買に往ったッけが、若え時分というものは仕様がねえもんだね、今じゃアお前の婆さんが悦んでるぜ、忰は固く成って私が仕合せだって、無えもんとした忰が帰って来て儲かりましたってよ、正直な婆さまだからね」

丈「ハア、若エ時分には散々お母に苦労をさせました…勇助さん此の水を御覧なさい、能く澄んでるでしょう、透通って底が見えるぐらいだのに、旦那さまのお死骸が何処を探しても知れねえ