Japanische Klassiker mit Furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lesen Sie 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 196.342 Zeichen · 389 Bildschirme
事だから、何も汝が小言をいうにゃア及ばねえ」
と云いながら立って戸棚から取出して来ましたは小脇差で、
しの「さアこれを見ろ、薄錆は出たが、父さまの形見だ、また金も是だけ有るから」
丈「へえお母さまは何うも誠にお心掛けの宜いことで、有難う存じます」
と脇差を取上げ、
丈「中々立派なもので」
しの「少し汝がに云い聞かせるが、己は何にも知らねえが、これは父様が御先祖さまから譲られた品だから、貧乏してもこればかりは放せねえ、貞宗とか何とかいう脇差だって、大切にしていたから、父さまが死んで以後出さねえもんだから、少し錆たアだよ」
丈「へえ」
と丈助がうっかりして居る処を、おしのは手早く小脇差の鞘を払い、丈助の横腹を目掛け、一生懸命力に任せてウーンと突込む。
丈「アヽ…お母さん何をなさる」
と前へのめる。
しの「動きやアがるな此の野郎、うぬ、殺さねえで置くものか、うぬ、己ハア気も何も違わねえ、汝え殺すべえと思ってる処へヌク/\と来やアがって、此の野郎/\」
丈「ウーム……お母さん、何だって己を殺す、何の咎で私を殺すのだ」
しの「誠にハア何とも言いようのねえ奴の癖に、能くまア己がの前で何の咎でなんてえ事が云える、汝ような鬼とも蛇ともいい