Japanische Klassiker mit Furigana
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だっせんむすこ
脱線息子
佐々木 邦
Lesen Sie 脱線息子 (だっせんむすこ) von 佐々木 邦 (ささきくに) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 108.293 Zeichen · 221 Bildschirme
儲からない役
「秀子さんの言分は道理だよ。僕は敬意を表する。この上チョッカイをかけると駄目になるばかりだぜ。東京へ帰ろう」
と寛一君は又勧めた。
儲からない役
夕食の折、新太郎君は多少自暴気味で無暗にビールを傾けた。寛一君も煙ったい伯父さんの姿が見えなければ、必ずしもサイダー党でない。ガ※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)ナーもナカ/\罪なことをする。二人は未だ不意打ちの驚愕から全然恢復していなかった。話は自然それに触れる。
「まあ/\、もう少し同情してくれ給え。ガ※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)ナーに見つかったからって、然う手の平をひっくり返したように態度を変えなくても宜いじゃないか?」
と新太郎君は厭味を言い出した。怖い父親の首尾と懐かしい秀子さんの御機嫌、両方を失策ってイラ/\しているところへ帰京を勧められたのだから無理もない。しかし寛一君は、
「然ういう次第でもないけれど、マザーに安心させて置かないと話が拙いんだよ、この際、特にね」
と相談相手として先の先まで考えていたのである。
「ガ※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)ナーが承知したんだもの。今月一杯は立派に権利がある。