Japanische Klassiker mit Furigana
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あおべかにっき
青べか日記
山本 周五郎
Lesen Sie 青べか日記 (あおべかにっき) von 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 37.334 Zeichen · 76 Bildschirme
や「お神楽」がある、家の娘お清坊と家婢「おさだ坊」はお化粧を凝らして出て行った。夜更にならなければ帰って来ないだろう。静かな一日だった、遠く当代島の方から、囃や唄の声が聞えて来る。若人達の上に佳き夢があるように。末子よ。(二五八八、一一、四)「田沼」第一幕第一場の幕が下りた。(一一、四、夜十二時)
明日から第二場どうぞうまくゆくように。
今日は東京へ行った。シネマを観た。帰って来てから「田沼」の第二景の幕を明けた、多分うまくゆくだろう。夕景、食事の後に当代島の祭りへ行き宮芝居を観て来た。所謂「若連」が今宵を晴れと右往左往していた。もっと為事をしなければいけない 三十六よ、しっかりやれ。(一一、五)
「田沼」四枚書いた。午後から釣りをしたが一尾も釣れなかった。怠ける罰だろう。憂鬱である。しっかりしろ三十六、貴様は挫けるのか、世間の奴等に万歳を叫ばし度いのか、大きな嘘吐きとして嘲笑されたいのか、元気を出せ、貴様は選ばれた男だぞ、忘れるな、いいか、起て、起てそして確りとその両の足で立上って困苦や窮乏を迎えろ、貴様にはその力があるぞ。あるんだぞ、忘れるな、自分を尚べ大事にしろ。