Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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あおべかにっき

青べか日記

山本 周五郎

Lesen Sie 青べか日記 (あおべかにっき) von 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 37.334 Zeichen · 76 Bildschirme

Aozora Bunko

当分精進。「浦島」推敲にかかった。新しい為事も始めようと思う。明日は父を訪ね石井信次を訪ねる積り。博文館から何と返辞があるだろう、うまく行ってくれると宜いが、あれが売れなかったら当面に困るから。何も考えなかった。己は参っては了わないだろう。末子の件は段々怪しくなって来た。神の御心のままに。(二五八八、一二、二三)

一昨日父を訪ね、晩食を共にした、後「や」を伊勢町の家に訪ねた。その母親が大変に悦んで種々饗応して呉れた。姉妹達も大変に歓迎していた。昨日は石井信次を訪ねた。妻君が喇叭管破裂から腹膜炎を起こして臥床していた。「浦島」を読んだ。読まなければ宜かったと思う。彼は些しも参っていなかった。帰後、高梨の家で不味く酒を呑んだ。今日も然り「てんてつ」で呑んだ。今寝るところ、博文館からは何とも云って来ず。(二五八八、一二、二六)

今日は「うらしま」推敲十枚、「狐」同じく十一枚、やった。寒かった。今はもう十二時である、「批評家と痛風」一幕書いている。是から演繹して「まゝし翁」を描くことが出来るかも知れぬ。書くとすれば喜劇が出来るだろう。静かな凪だ、冷えはするが天地は静まりきっている。