Japanische Klassiker mit Furigana
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あおべかにっき
青べか日記
山本 周五郎
Lesen Sie 青べか日記 (あおべかにっき) von 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 37.334 Zeichen · 76 Bildschirme
「浦島」が書き上ったら改造へ行く積り。「を」をも訪ねたく思う、い・何の便りもなし、さて御苦労様だった三十六よ、緩りおやすみ、よき眠りがあるだろう。地の上に恵みあれ。(二五八九、一、九)
今は朝の四時である。「浦島」終りに近づいて難渋を極めた、が多分良く行くだろう。今日は十五枚書いた。何も思うことなし。若き過ちが予の躰を罰し始めたかもしれぬ。だが予は平気で此の強敵を迎えるだろう。予は屈しはしない。「田沼」と「森下」とを同様な「多景物」に纒めあげたいと思う。昼間堀の方を歩いてスケッチを二枚した。晩には高梨を訪れて本を一冊売った。今は四時半である、さて寝よう。よき夢があるだろう。昨夜は静子の夢を見たが。地の上に恵みあれ。(二五八九、一、一〇)
「浦島」推敲全部脱稿。(二五八九、一、一一、午後四時)
予は明日から「田沼」にかかる。しっかりやれ。今夜は「ジカタ」に出来た仮設劇場で「正美劇」なる劇団を見物した。予は此の見聞記を書くだろう。さて今夜は是で寝る、今は九時である。よき凪だ。良い夢があるだろう。(二五八九、一、一二)
徳田秋声を訪ね、預けてある原稿の返戻を求めた。