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Japanische Klassiker mit Furigana

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あおべかにっき

青べか日記

山本 周五郎

Lesen Sie 青べか日記 (あおべかにっき) von 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 37.334 Zeichen · 76 Bildschirme

Aozora Bunko

余は彼を下司(余の所謂)として、また資本力の解体者として経理家として描こうとする。要点は左の一言にある。

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意次。『武家の面目? むむ佳い文字だ、響のある上品な言葉だ、併しそれは食用になるかね』

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今日は非常に暑かった。胃の具合は全く恢復した。今度は注意しよう。別に其の他の事に就いては考えなかった。これから堀の方を散歩して寝よう。末子よ卿に安らかな眠りと、佳き美しき夢があるように。(二五八八、九、六 九時三十分)

今日は夕景に沙魚を釣った。「み」が東京から来たが、泊らず帰って行った。晩には高梨の家で「手品」をして遊んだ、「麿さん」と云う彼の弟が面白がっていた。善良な人達よ。今日は何も考えず且つ何も為なかった。末子よ卿の上に祝福があるように、静子よ余に佳き夢を呉れ。では寝よう。「末ちゃん、あなたに佳い夢があるように」。(九、七)

今夜は堀のお薬師さまの縁日であった。堀の乙女おこうちゃんが余に声をかけた。余が見たら彼女は人混みの中へ隠れ、――明日行こうか、と云った。多分明日来るだろう。