Japanische Klassiker mit Furigana
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しょくりょうめいい
食料名彙
柳田 国男
Lesen Sie 食料名彙 (しょくりょうめいい) von 柳田 国男 (やなぎたくにお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 30.898 Zeichen · 61 Bildschirme
ツツミジイラ
ホウドシ
イリボシ
正月の幸い木の飾りには欠くべからざるものとなっている(続壱岐島方言集)。いわゆる懸の魚は、本来は貯蔵の状態のままの姿と思われる。
ツツミジイラ 山陰地方で弘く用いられる正月肴の一つ。シイラを塩にして藁で包んで貯蔵したもの。北陸では鰤も同じ目途に供せられ、これをマキイナダといっている。鮭や鱒にも以前はこの貯蔵方法が盛んであったらしく、今もアラマキという語が知られている。アラマキは浅漬と同じくあらく塩をふり撒いたからの名かとも思ったが、マクはやはり藁をもって巻くことであったのが、この包みシイラの類推によってわかった。八月頃に盛んに漁れる魚で、農家と親しみが多く、瀬戸内海沿岸ではこの魚の名が稲の粃(シイナ、シイラ)と近いのを憎んで、マンビキという別称を用いている。マンビキはこの魚の群来性に基づき、あるいはまたクマビキともいう。
ホウドシ いわゆる目ざし鰯のことを、福島県相馬地方でホウドシというのは頬通しである。目も頬もおおよそ同じで、あるいはまたホウザシと呼ぶ地方もある。小魚を一尾ずつ乾す煩わしさを省くために、串を使ったのは近世の発明らしい。
イリボシ 汁の調味料に使う小魚を、イリコまたは炒り乾しという処は多い。