Japanische Klassiker mit Furigana
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まほうにんぎょう
魔法人形/サーカスの怪人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 148.224 Zeichen · 297 Bildschirme
いまのままで年をとらないでいたいわ。』と、ひとりごとのようにいったのです。すると、おじいさんが、へんな笑いかたをして、『年をとらないくふうがあるよ。』というじゃありませんか。『では、どうすればいいの。』ときくと、『わたしのうちへおいで。いまの美しさのまま、しょうがい年をとらないようにしてあげる。わしは魔法つかいだからね。』というのよ。そのとき、わたし、魔法をかけられてもかまわないから、一生美しくいたいと思ったのよ。そして、おじいさんの口ぐるまにのって、とうとうこんなことになってしまったのよ。」
こんなことって、どういうことなのでしょう、ルミちゃんには、まださっぱり、わけがわかりません。
「おじいさんはね、魔法つかいのような発明家なのよ。ふしぎな薬を発明したのよ。その薬を注射すると、人間のからだが、だんだんかたくなっていって、人形になってしまうのよ。ルミちゃん、わかる? わたし、その薬で、もう半分ぐらい人形になってしまっているのよ。ほら、ここをさわってごらんなさい。」
紅子さんが両手を前に出したので、ルミちゃんは、それにさわってみました。おやっ、なんてかたくて、すべっこい手でしょう。