Japanische Klassiker mit Furigana
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まほうにんぎょう
魔法人形/サーカスの怪人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 148.224 Zeichen · 297 Bildschirme
だんだん高く、しまいには、テントの天井につくほどもはげしく、そして、それが、いちばん高くあがったとき、パッとぶらんこをはなれて、空中におどりだしました。下には網がはってありません。そのまま落ちれば命はないのです。
残っていた見物たちは、アッと声をたてて、手に汗をにぎりました。
しかし、骸骨男は落ちなかったのです。天井に横たわっている丸太にとびついていました。そして、丸太から丸太へと、まるでサルのように身がるにとびうつっていきます。
とうとう、むこうがわのぶらんこ台までたどりつきました。そのぶらんこ台からは、曲芸師が下におりるための長い綱がさがっています。骸骨男は、その綱にとびついたかと思うと、スウッと、地面の近くまですべりおりてきました。それから、その長い綱を、ぶらんこのようにふりはじめたのです。
だんだん、いきおいがついてきました。長い綱のふりこですから、サアッ、サアッと、円形の馬場を横ぎって、見物の頭の上までとんできます。そして、むこうへふったときには、正面の楽屋の入口までとどくのです。
サアッ、サアッ、……巨大な時計のふりこです。さきに骸骨のぶらさがったふりこです。