Japanische Klassiker mit Furigana
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まほうにんぎょう
魔法人形/サーカスの怪人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 148.224 Zeichen · 297 Bildschirme
進一君は、この「探偵団のおねえさま」と仲よしなので、すこしも気がねはありません。小林団長はどこへいったのかとたずねますと、明智先生といっしょに、ある事件のために名古屋方面へ出かけて、あさってでなければ帰らないということがわかりました。
それではというので、進一君は夕べのできごとを、すっかりマユミさんに話して、どうすればいいかと相談をしました。
「おかしいわね。あなた、ほんとうに夢を見たんじゃないの?」
「ぼくのおとうさんも、夢を見たんだろうというんだけれど、ぼくは、夢だとは思えないのです。たしかに、起きていたんです。」
「なにか秘密があるのね。その人形を売りにきた、西洋悪魔みたいな顔の人が、あやしいわ。きっと、なにかたくらんでいるんだわ。神山さん(進一君のこと)は、人形じいさんの事件、知ってるでしょう? 甲野ルミちゃんという子がさらわれた事件よ。その西洋悪魔みたいな男は、あの人形じいさんと、なにか関係があるんじゃないかしら。あたしには、なんだかそんなふうに思われるわ。」
「そうでしょうか。そうすると、妹のサナエがさらわれるんじゃないでしょうか?」
進一君はひどく心配になってきました。