Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
そうもくちゅうぎょ
艸木虫魚
薄田 泣菫
Lisez 艸木虫魚 (そうもくちゅうぎょ) de 薄田 泣菫 (すすきだきゅうきん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 114 254 caractères · 226 écrans
お前に逢ったら、一度訊いてみたいと思うことがあるもんだから。」
どこに口があるとも分らなかったが、白い石はしっかりした声で言いました。
「何か。お前が訊きたいというのは。」
「ほかでもない。わしは随分ながくここに住んでいるが、よくお前が驢馬に乗って、そこらを駆けて往くのを見ることがある。おそろしい速さだね。」
「速いはずだ。一日五万里を往くのだから。」
仙人は得意そうに驢馬を見かえりました。馬は主人の顔を見て、にやりと笑いました。
「五万里。それは驚いた。」石はびっくりして少し肩を動かしたようでした。「そんなに速力の出る馬をどこから手に入れることが出来たのだ。」
張果老は仙人らしい白いあご髯を、細い樹の枝のような指でしごきました。
「どこからでもない。わしが自分の法力でこしらえたのだ。わしはそういう馬が是非一頭ほしく思ったから。」
「なぜまたそんな途方もない馬をほしがったのだ。」
長年同じところにじっとしている石は、仙人のそんな気持が腑に落ちないらしく訊きました。
「わしは幸福の棲む土地をたずねて、方々捜し歩きたかったからだ。」仙人は昨日見た夢を思い出すような眼つきをしました。