Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

あさひのよろい

あさひの鎧

国枝 史郎

Lisez あさひの鎧 (あさひのよろい) de 国枝 史郎 (くにえだしろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 239 520 caractères · 475 écrans

Aozora Bunko

――人違いでござろう、聊爾なさるな!」

「ナニ盲人? そんなことはあるまい!」

「盲人が大藪地へはいれるものか!」

「飛天夜叉じゃ、飛天夜叉組じゃ!」

「功名しろ! 討って取れ!」

五人の者どもは口々に喚いて、前後左右から斬りかかった。

鬼火の姥の眷族たちであった。

傍らの槻の木を楯にとり、大竹藪を背後にし、青竹の杖を差しつけたまま、頼春は途方にくれて立った。

飛天夜叉の噂は聞いていた。不思議な女だということである。それに属する眷族のことを、飛天夜叉組と称することも、久しい前から聞いていた。

が、自分はいうまでもなく、飛天夜叉組の者ではない。

それだのに自分を飛天夜叉じゃ、飛天夜叉組の者だといって、討ち取ろうとするこの連中は、いったいどういう者どもなのであろう?

「方々」と頼春は嘆願するように云った。「なんの盲人のこの拙者が、飛天夜叉組などでありましょうぞ。……が、拙者を飛天夜叉組じゃと申して、打ってかかられる貴殿方は?」

「鬼火の姥の一党よ、存じていながら何をいうぞ!」

「こうとり囲んだうえからは、遁がしはせぬ、討ってとる!」

眷族たちは口々に叫んだ。

「ナニおのれらは鬼火の姥の一党? ……フーム、そうか、鬼火の姥の一党!」