Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

おれはにじゅうめんそうだ

おれは二十面相だ/妖星人R

江戸川 乱歩

Lisez おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.

N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 194 415 caractères · 391 écrans

Aozora Bunko

R怪人は、はやくも、東京のどこかへ、仮のすみかを、つくっていたのです。

「きみはにげだすことができない。からだがきえてしまったのだから、だれも、きみをみとめてくれないからだよ。それよりも、いいところへつれていってやろう。きみにはすこし、用事があるのだ。だが、しばらく目をかくすよ。そこへいく道をきみにしられたくないのでね。」

カニじいさんは、そういいながら、黒いきれで、井上君に目かくしをしてしまいました。

井上君は、もうかくごしています。むこうのいうままになって、R怪人の秘密をさぐってやろうと、けっしんしているのです。

目かくしをされたかとおもうと、スーッと、からだが、宙にうきました。カニじいさんに、だきあげられたような気持です。

それから、なにか、いすみたいなものの上に、おろされましたが、いすそのものが、フワフワと、宙にういているのです。

それから三十分ほど、空中をただよっているようなかんじが、つづきましたが、やがて、それがピッタリとまると、またじいさんにだきあげられ、家の中にはいって、階段をのぼったり、くだったりしました。

あんなヨボヨボのじいさんが、からだの大きい井上君を、こんなにらくらくと、はこぶのは、へんですが、カニじいさんは、じつはR怪人がばけているのですから、井上君をはこぶぐらい、なんでもない