Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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おれはにじゅうめんそうだ

おれは二十面相だ/妖星人R

江戸川 乱歩

Lisez おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.

N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 194 415 caractères · 391 écrans

Aozora Bunko

「アハハハハ……、そうだよ。おさっしのとおり、おれは二十面相さ。だが、しんぱいすることはない。お礼といっても、きみたちをどうこうしようというわけじゃない。おれはけっして、人をきずつけたり、ころしたりしないのだからね。

ひどいめにあわせるのではなくて、おもしろいものを見せてあげるのだ。

きみたちは、タバコ屋のじいさんに、このうちがおばけやしきだときいても、こわがらないで、はいってきた。さすがは少年探偵団だよ。だから、おれが、おもしろいものを見せてやるといっても、けっして、しりごみなんかしないだろうね。」

二十面相のいうとおりです。小林君たちは、いまさら、にげだす気はありません。

「おもしろいものって、なんです。」

「アハハハハ……、いままで、きみたちの一度も見たことのないものさ。ひじょうにめずらしいものだ。さすがのきみたちも、あっとおったまげて、腰をぬかすような、ふしぎなものだ。」

「それは、どこにあるのです。」

「ここにあるんだよ。いいかい。ほらあれだ。」

メフィストの姿をした二十面相は、てんじょうを見あげて、手まねきをしました。

すると、てんじょうから、チカチカひかった、直径十センチぐらいの玉が、スーッと、テーブルの上へおりてきたのです。