Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

Lisez チベット旅行記 (チベットりょこうき) de 河口 慧海 (かわぐちえかい) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 531 520 caractères · 1042 écrans

Aozora Bunko

チベット国民はほとんど巡査か探偵

第五十回 物凄き道

奇智話頭を転ず

エ・スクール・バブー(学校の長という意味)といって居る。その事についてはいろいろ付け加えた奇談がございます。それはつまり、外国人を導いてチベットに入れたチベット人は殺されるものである、また其事を知って政府に告げざる者は財産を没収されるものである、ということを子々孫々によく知るようにお伽話のようにして親達が子供に話をするものですからどこへ行っても其事を知って居る。で、サラット・チャンドラ・ダース師の事が発覚以来

チベット国民はほとんど巡査か探偵 のように猜疑心を起し外国人に対しては非常の注意を持って穿鑿するという有様である。その事は私もよく承知して居るから一言一句といえども――たとえ笑いながら発するごく無邪気の言葉でも――充分注意を加えて居りました。だがなかなか質問の仕方も上手で、笑いに紛らすとその僧侶はいろいろの点から質問を始めて来る。すると元来猜疑心に富んで居るチベット人の事としてみなその猜疑心に駆られてからして、私はほとんど沢山の敵の中に独り孤城を守って居るような姿になって来たです。

第五十回 物凄き道

奇智話頭を転ず 私も危く感じましたからたちまち話頭を転じて、あなた方は一体釈迦牟尼如来がありがたいか、この国の旧教派の開祖のロボン・リンボチェがありがたいかといってポンと外の話を突き出した。