Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

チベットりょこうき

チベット旅行記

河口 慧海

Lisez チベット旅行記 (チベットりょこうき) de 河口 慧海 (かわぐちえかい) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 531 520 caractères · 1042 écrans

Aozora Bunko

第百五回 迷信と園遊

病根は悪癘

チベットではある種類の病人は日中睡ったためにだんだん発熱が増加して危殆に陥ることがある。その病気は大抵風邪という類、それからチベットの水腫病という病のごときは日中睡って居るうちに発熱を醸して死んでしまう。しかし私共は風邪を引いたからといって日中睡らない訳に行きませんから、やはり暖たかに寝て居るですが、かえってよく治った事がたびたびあったです。チベット人はそういう区別を知らずに、ただ一、二の例をもってすべての病人を規定しまして、病人の日中不眠が介抱の第一主要なる部分となったろうかと思われました。

第百五回 迷信と園遊

病根は悪癘 チベットでは病人の全癒を謀るには医薬がおもなる部分でない。最も主要なる部分すなわち病人に対し最も有効なりとせらるる部分は祈祷である。彼らの信仰によると病気は大抵悪魔、厄鬼、死霊等の害悪を加うるによるものであるから、まず祈祷の秘密法によって悪癘を払わなくては、たとい耆婆扁鵲の薬といえども決して利くものでない。で、いかなる悪癘が今その病人に対して禍を加えて居るかということは、普通人間の知らないところであるから、まずこれを知るためにはラマに尋ねなければならんというので、ラマの所へ指して書面を持たして尋ねにやるとか、あるいは使をやって尋ねるとか、または自分で行って尋ねるです。