Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しょうわゆうげきたい

昭和遊撃隊

平田 晋策

Lisez 昭和遊撃隊 (しょうわゆうげきたい) de 平田 晋策 (ひらたしんさく) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 102 452 caractères · 208 écrans

Aozora Bunko

黒色の翼は大蝙蝠の羽のようだ。機首には大きな二つの眼がギラギラ光っている。そして胴体の横腹には、赤い色をした荒鷲が爆弾をくわえている、気味の悪い絵が描いてあるではないか。

この怪物に追いかけられる『最上』は一所懸命だ。四十五ノットの全速力で、矢のように走るのである。

しかし、一分、二分。ついに『荒鷲』は頭の上へやって来た。ああ精鋭『最上』も、とうとうフーラー博士の餌食になるのだろうか?

その時、無線電信のアンテナが、又ぱちぱちと青白い火花を散らした。『荒鷲』からの通信だ。

「『最上』ヨ、汝ノ高角砲ハ役ニ立タヌゾ。」

この無電報告を見て、木下大佐と小川中佐は、じいっと顔を見あわせ、たがいに「うん」とうなずきあった。※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さんは心配そうに、美しい眉をひそめて、

「木下の叔父さま。どうして高角砲が命中しないの?」

「敵をおびきよせるためさ。」

「おびきよせてどうするの?」

「君は黙って見ていらっしゃい。」

木下大佐は、怖い顔をして、真鍮のメガホンに口をあて、

「第十三号発射用意っ。」

と、どなった。

「第十三号? 変な名だわ。何かしら?」