Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しょうわゆうげきたい

昭和遊撃隊

平田 晋策

Lisez 昭和遊撃隊 (しょうわゆうげきたい) de 平田 晋策 (ひらたしんさく) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 102 452 caractères · 208 écrans

Aozora Bunko

『最上』の射撃は変だぞ

さあ、これが君らの墓にささげる花束だ。」

荒鷲爆撃機の中ではフーラー博士が、悪魔のように笑っている。白い不吉な水仙の花束が、ひらひらとわが偵察機の後をしたって落ちて行く。

「憎むべき悪魔よ。」

しまいまで残ったただ一機、片桐少佐は、最後の手段だ、『荒鷲』と衝突して、敵と一しょに墜落しようと決心した。そして猛烈ないきおいで突進した。

しかし、あわれ少佐は失敗したのだ。『荒鷲』はひらりと体をかわして、片桐機が行きすぎるところを、後から機関砲で射った。ああ、片桐少佐が火の中でもがいている。

「命中だ。これで敵機は全滅したぞ。――さあ、これから『最上』をやっつけるんだ。」

フーラー博士は、照準望遠鏡を雲の下へ向け、波にもまれている、わが『最上』の姿を、探しはじめた。

『最上』の射撃は変だぞ

荒鷲第一号機は、だんだん下へ降りて来る。そして、魚をねらう鳶のように、『最上』に向って襲いかかって来た。

ごおーっと一陣の風をまき起しながら、二千米、一千米、わが高角砲の射つ弾の煙につつまれても、びくともせずに降りて来る。

「まあ、気味がわるいわ。……」

※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さんがふるえるのも無理はない。