Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しょうわゆうげきたい

昭和遊撃隊

平田 晋策

Lisez 昭和遊撃隊 (しょうわゆうげきたい) de 平田 晋策 (ひらたしんさく) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 102 452 caractères · 208 écrans

Aozora Bunko

哀れ神風偵察隊

黒雲はいよいよひろがって、あたりはだんだん暗くなる。波の音と風の声が、悲しい悲しい叫をあげる。

※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さんは沫にぬれた頬をふきもしないで、じいーっと『荒鷲』の姿を見つめるのであった。

恐しい敵機は、四千米の高さで迫ってきた。黒雲につつまれて、見えたりかくれたりしている。

「ああ、又見えなくなったわ。」

※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さんは望遠鏡を離して、そっとハンカチで顔をふき、悲しいため息をついた時、

ひゅーっ

と一陣のはげしい風が吹いた。そして見よ、さっきまで檣の上に紅の色あざやかにひるがえっていた戦闘旗が、さっと二つに引きさかれてしまったではないか※(感嘆符疑問符、1-8-78)

「まあ。」

※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さんは色青ざめて、それが何かしら凶いしらせのように感じた。

波はいよいよ荒くなって来る。

哀れ神風偵察隊

諸君。僕は『最上』と『荒鷲』との戦闘をお知らせする前に、勇敢なわが神風偵察隊の最期を見とどけなければならない。

敵の戦闘機十八機を射ちおとして、空中戦に勝ったわが神風偵察隊の残った八機は、母ともたのむ遊撃隊に見すてられて、巣のなくなった鳥と同じだ。