Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ねこののみとりぶし

猫の蚤とり武士

国枝 史郎

Lisez 猫の蚤とり武士 (ねこののみとりぶし) de 国枝 史郎 (くにえだしろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 185 496 caractères · 368 écrans

Aozora Bunko

「では明暦義党とやらが……」

「さよう彼らがこの島へ」

「へえ、おやまア、驚きましたわね。……ではその人達を討つために?」

「はい、君命を受けまして、拙者ら参ったのでございます。……あなた様にもご存知の、加藤源兵衛氏共々にな」

「それはそれはご苦労千万……それにいたしてもこのような所に、こんな岩山の洞の口などに、このように大勢物々しく、お集まりなすっていらっしゃるのは?」

女隠密特有の、物馴れた口調でズバリズバリと、梶子は問いを発するのであった。

「実はな」

と小平はウカウカと云った。

「この洞内に義党の奴ばらの、五十嵐右内、鵜の丸兵庫、松浦民弥などがこもりおること、告ぐる者あって知りましたので、出て来るところを待ちまして、討って取ろうとわれわれ一同、見張っている次第にござりまする」

「おやまア五十嵐さんや兵庫様が、この洞内においでになる。……それは案外でございますねえ」

その右内や兵庫とは、洞内で邂逅しているのであったが、空トボケて梶子は云った。

「でもどうしてそのようなこと、誰があなた様にお知らせしましたので?」

「刃三十郎と申す仁で。……おおそうそう刃氏と、梶子様とはご懇意の筈、一緒に青塚を攻めました際、お味方くだされた筈でござったな。