Classiques japonais avec furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lisez 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 196 342 caractères · 389 écrans
処まで参り、ホッと漸く息を吐いて、鉢前のゴロタ石を拾って左の松ヶ枝に合口を宛がい、片手には石を持ち、
若「口惜い伊之助はん、人に怨みが有るものか無いものか、今に思い知らせる、覚えて居なまし」
と云いながら打附けると、若草は病に疲れて居りますから其の儘コロ/\と敷松葉の上に転がったが、また松ヶ枝に掴まって漸く起き上り、石を持ってまた打つけて伊之助を呪る、精神の恐ろしいことには、伊之助は瞬く間に左の足が痛んで来るという怪談の処は後に致して、此処でお話が二つに分れて、稻垣小左衞門は百日経っても國綱の一刀の行方が知れず、手掛りが頓とないので、家事不取締り、不埓至極の至りで有ると云うので、追放仰せ附けられ、致し方がないから旧来居りまする家来は残らず暇を出し、諸道具は知る者の処へ預けたり、要らん物は皆売払いました。すると丈助と申す新参ではございますが忠義な家来が有りまして、
丈「私は貴方のお傍は離れません、若旦那のお帰りまではお傍にお附き申します、何うぞお連れ下さいまし」
小「連れて往きたいが何処へも往く処がない」
丈「私の在所は葛飾の真間の根本ゆえ、明家が有りましょうから往かッしゃいまし」