Classiques japonais avec furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lisez 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 196 342 caractères · 389 écrans
政「そんな事を云っては兄さんが困りますよ」
雪「あなたのお困りなさるのはあなたの御勝手次第で、御離縁をお取り遊ばすなら何故一応私に話をなさいません」
政「それは重々私が悪いけれどもね、種々世間の義理ということが有りますから、さアおいでよ、不具の亭主なぞを持たして置かれますか」
雪「私は参りません」
政「そんな事を云っては困りますよ」
雪「困ると仰しゃっても、あなた私が当家へ参りまする時に何と御意遊ばしました、お前は伊之さんのようなあんな善い立派な亭主を持って誠に仕合せだ、伊之さんは男も美し、才気の有る人ゆえ、それだけの働きが有るから、他に妾ぐるいをなさるまいものでもないが、たとい何んな事が有っても悋気をして離れるような事があれば、二度と再び顔を見ない、紀伊國屋の家を出れば兄妹ではないとあなたが御意遊ばしたことが有りまするし、それに女は縁付いてまいりました家を家とするが女の道だと仰しゃったお言葉を守って、私は御看病をして居りまするものを、悪い廉も無いのに去られるわけは有りません、もし悪い廉がございますなら幾重にもお詫をいたしますから、何うか其の御離縁状を若旦那にお返しなすって下さいまし」