Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(六)結納の行方
野村 胡堂
Lisez 銭形平次捕物控(六)結納の行方 (ぜにがたへいじとりものひかえ) de 野村 胡堂 (のむらこどう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 142 597 caractères · 289 écrans
三
日本へはじめてラグビーを輸入したクラーク先生は、慶応と一高を教えていたが、リョーマチで松葉杖を離さない不自由な身体に拘わらず、スポーツの指導者としても有名な人であった。芦田君がこの先生を訪ねて、私のために八十五点の見こみ点を獲得し「お前はまともに試験を受けても、こうはいかないぞ」と恩に着せられたことを今でも知っている。
芦田君が冷たい老獪な感じを与えるのは、あの多くの漫画のせいで、人間としてはなかなか良いところがあり、友人たちにも感謝されている例を、私はいくつか知っている。これは友人の一人として、銭形平次は読んでくれないが――芦田君のために大提灯を持っておきたい。
三
社会党左派の、鈴木茂三郎委員長は、私にとっては、四十年前の新聞社の同僚であり、当代の政治家中では、最もなつかしい存在である。四十年前の私は政治部一外交記者で、政党方面などを受け持っていたが、社会部をやっていた原田譲次君が、急に大阪へ行ってしまい、社会部長の椅子が空いたので、私と永井柳夢がその後を襲い、二人の寄合世帯で社会部をやっていくことになったが、夕刊を受け持った私が、他への接触が多かったので、自然社会部長らしく振る舞ったのである。