Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(十三)青い帯
野村 胡堂
Lisez 銭形平次捕物控(十三)青い帯 (ぜにがたへいじとりものひかえ) de 野村 胡堂 (のむらこどう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 114 244 caractères · 231 écrans
「その三人だけが若くて綺麗だろう」
「冗談でしょう。お三なんと来た日にゃ、人七化三で」
「人三化七の間違いじゃあるまいね」
「へッ。お三はまだ人間らしいところが多い方で――ニッと笑うととんだ可愛らしいところもあるが、娘のお雛と来た日にゃ――」
「お雛はどうしたんだ」
「あれが本当の人三化七でさ――親の因果が子に報い、という代物」
「おかめかい」
「親は代々猟人なら、鳥娘か轤轤首だが、鬼の重三郎の娘だけに、こいつは島田に結った赤鬼ですよ」
「そんなに見っともないのか」
「それから下女のお仲は大変ですぜ」
「それは青鬼かい」
「とんでもない。山下にも湯島にも、岡場所なんかには、あんな玉はありませんぜ。ピカピカするような年増で」
「それほどの容貌が、なんだって鬼の重三郎のところに奉公なんかしているんだ」
「重三郎が金ずくで手に入れて、別に囲うつもりだったが、恐ろしく固い女で、身を切り刻んでも父親の借りた金は返すから、ただの奉公人で使ってくれという望みで、本宅へ入って下女代りに働いていたんだそうですよ」
ガラッ八はすっかりお仲贔屓になった様子です。
三
「ところで怪しいのは誰と誰だ」