Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

あさひのよろい

あさひの鎧

国枝 史郎

Lisez あさひの鎧 (あさひのよろい) de 国枝 史郎 (くにえだしろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 239 520 caractères · 475 écrans

Aozora Bunko

「うるさい! 黙れ! 時刻が経つわい!」

「極悪といおうか大逆といおうか、この日本の人間として、行なうまじきを行なって……」

「まだ云うか! その頬げた!」

「ご先祖を恥ずかしめ家を穢し!」

「愚か者めが、何を云うぞ! その家を立てるため栄えさせようため、今度の企てたくらんだのじゃ!」

「やがては……すぐにも……兄者人の命も……」

「死なぬの、なかなか、それどころではない、車の庄の主として、長く栄えて冥加得る気じゃ!」

「あくまでご改心なされぬお気なら……」

「よく聞け、見ろ、今夜のありさまを! ……いつもは篝火諸所に焚き、宮様警護の家の子ども、槍薙刀をひっさげて、館の内外に充ちているのに、今夜に限ってこの寂しさ! 何故じゃ? 云おう、明かしてやろう! みんな俺のやったことよ! 彼らにしたたか酒くらわせ、遠侍や廊の詰め所に、夢こんこんと結ばせているのじゃ! ……さてそこでこの右源次様が、合図の太鼓をドンと打つ! と、玉置の荘司から、よこしてくれた荒くれどもが、伏せてあるところから一斉に立ち、館へこみ入りこみ入って! ……が、もしそいつが仕損なったら、戸野の大弥太が熊野定遍の……」