Classiques japonais avec furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lisez おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.
N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 194 415 caractères · 391 écrans
ほんとうは明智先生なんです。おじさんたち、明智先生を知っているでしょう。」
「うん、新聞でね。きみたちは、あの名探偵の弟子なんだね。それで、こんどの巨人の腕の秘密を、とこうというわけか。」
「ええ、そうなんです。もし、ここに明智先生がおられたら、きっと、巨人の秘密を、とかれると思います。けっして、逃げだしたりなんかしないと思います。ですから、ぼくたち、もうすこしここにいて、やってみるんです。」
さすがに小林団長は、けなげなことをいいます。
「ふうん、感心、感心。まあ、せいぜいやってみるがいいだろう。だが用心するんだぜ。相手は、おっそろしく、でっかい巨人だからね。つかみころされないようにね。」
三谷さんが、またからかいました。
おくびょうもののノロちゃんは、部屋のすみの方で、青い顔をして、この話を聞いていましたが、そのとき、やっと、ふるえ声で口をはさみました。
「ぼく、どうしても、わからないな。そんなでっかい巨人なんて、この世界にいるんだろうか。キングコングやゴジラなんて、みんな、つくり話でしょう。動物でさえ、そんな大きなのはいないんだから、人間の巨人なんて、いるはずがないんだがなあ。