Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

ja-reading.com

Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

おれはにじゅうめんそうだ

おれは二十面相だ/妖星人R

江戸川 乱歩

Lisez おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.

N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 194 415 caractères · 391 écrans

Aozora Bunko

「この地下室から、だれも出ないようにしてください。ここに犯人がいるのです。」

刑事さんたちは、びっくりしましたが、小林少年が名探偵であることはよく知っているので、つよくうなずいて、三人で入口の階段の下に立ちふさがりました。

階段の上には、もうふたり刑事さんがいるのですから、どんなやつでもこの地下室から逃げ出すことはできません。

「小林君、わたしにはいっこうわけがわからないが、この中でだれが犯人だというのだね。」

恩田さんがふにおちない顔つきで、たずねました。

「こいつです!」

小林君は、山口青年の顔の前に、人さし指をつきつけて叫びました。

「えっ、それは章太郎の家庭教師の山口君だよ。透明人間とは、たびたびとっ組みあったことがあるくらいだ……。」

「だから、あやしいのです。あれは、こいつのひとりしばいですよ。さも透明人間ととっ組みあっているように、ひとりずもうをとって、投げとばされて見せたりしたのです。」

ああ、なんということでしょう。すると、この山口青年が犯人だったのでしょうか。それにしても、わからないことがたくさんあります。

「ふうん……、すると山口君はいったいだれなんだね。