Classiques japonais avec furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lisez チベット旅行記 (チベットりょこうき) de 河口 慧海 (かわぐちえかい) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 531 520 caractères · 1042 écrans
悪い子供は大きな人の博奕を見習って博奕をやるものもある。それは日本でいえばメンコのような一種の土塊を拵えて、其塊を遠く投げるのをこちらに居て打つというやり方、それからまた線を描いて置いてその中に銀貨を入れて置く。そうしてその銀貨を叩き出すというような事もやって居るです。これは日本の遊びと同じ事である。
それから繩を一筋持って自分一人で頭の上から足の下へ掛けて、廻しては飛び廻しては飛ぶという遊びもある。この遊びはまた十人ばかりで行う事もある。例えば二人の子供が長い繩の端を持ってくるくる廻すのを、十人の子供が足拍子を揃えてひょいひょいと巧く飛び越えるです。これも日本の子供と同じでその飛び越える間にもし一人が繩に引っ掛かって躓くと、今度は自分が繩持になって其繩を廻すことにして居るです。此遊は男の子ばかりではない。女の子も随分やって居る。
そのほかにアゼ・ハアーモといって、男女混合して河原乞食の芝居のような真似をして遊んで居るのもある。また鞠を投げて遊ぶことも稀には行われて居りますけれども、これは沢山にありません。チベット人は馬に乗ることが非常に嗜ですから貴族の子供などは馬の駈競をやって始終遊んで居るけれども、貧乏人の子供はそうはいかんから野辺へ出掛けて行って馬の形をして居る岩に捉まって、一生懸命走って居るつもり