Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

あいこくしんわたしはこうおもう

和人は舟を食う

知里 真志保

Lisez 和人は舟を食う (あいこくしんわたしはこうおもう) de 知里 真志保 (ちりましほ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 70 567 caractères · 144 écrans

Aozora Bunko

すなわちアイヌは犬橇に物を積んで走らせるのを、あたかも舟に帆をかけて走らせるような気でいることが知れるのであります。

アイヌが食べ物を入れる木鉢をニマと申します。まん丸い形の物から、四角いもの、細長い舟型のものなど、用途によっていろいろありますが、恐らく舟型のものが、もとの形であったでありましょう。なぜなら、ニマという語は、たぶんニマムという語からきたのであり、そのニマムは舟を意味する古い語であります。樺太で魚の汁などを入れて飲むニバポというおわんがあります。これもニマムすなわち舟から出た語であります。ホリマという食器もありますが、これもオホニマすなわち「深い舟」の意味であります。お汁のことをルルと申します。このルルが実は海水のことであります。すなわちもとは海水を使って煮炊きしたことがわかるのであります。

アイヌの家の中にはいりますと、室の中央に焚火して物を煮炊きする大きな炉が切ってあります。この炉においてアイヌは海辺の生活を意識しております。それはこの炉の中心部のあかあかと火の燃えている辺りを沖と名づけ、まわりの炉ぶちに接した辺を岸と名づけていることで知れるのであります。