Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ぞくほうしこう

差別の根源を考える

喜田 貞吉

Lisez 差別の根源を考える (ぞくほうしこう) de 喜田 貞吉 (きたさだきち) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 147 985 caractères · 289 écrans

Aozora Bunko

8 河原者、坂の者、散所の者

遊芸者もまたもとは乞食の一種として、世間から扱われていました。今では芸術家などと呼ばれて、かなり社会に重んぜられる俳優の徒の如きも、かつては河原者とも、河原乞食とも言われたものであります。

8 河原者、坂の者、散所の者

ここに河原者とは、もと河原に小屋住居した落伍者のことであります。ゆえにあるいは小屋者ともいいました。田舎で喰いつめた者は、自然都会に流れて来る。都会には住民が多く、仕事にありつきやすいがためです。今でも東京や大阪へ、諸国から多くの落伍者が流れついて、自由労働者の名の下に、木賃宿などに陣取って、その日その日の労働に生活しているものが少くありません。昔にあっては、この輩は、当時日本第一の繁華であった京都に多く流れて来ました。しかるにその頃は、木賃宿というような都合のよいものがありませんでしたから、彼らは多く賀茂川の河原に、空地を求めて小屋住居をしました、いわゆる河原者です。

あるいは東山の坂に小屋をかけて、雨露を凌いでおります。これを坂の者と申します。河原者というも、坂の者というも、つまりは同じ流れの浮浪民の、半永久的定住地を求めたものの称でありまして、今に浮浪民のことをサンカ者と呼ぶ地方のあるのは、「坂の者」