Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しょうわゆうげきたい
昭和遊撃隊
平田 晋策
Lisez 昭和遊撃隊 (しょうわゆうげきたい) de 平田 晋策 (ひらたしんさく) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 102 452 caractères · 208 écrans
神風隊の一機がやられたのだ。
つづいて二機、三機、火のかたまりになって落ちるのが見える。ああ味方は負けているのだ。
「ねえ、小川中佐、あたし、どうしたらいいでしょう?」
※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さんは、胸がつまって、悲しくって、これ以上、見ていることが出来ない。
「片桐少佐が可哀そうだなあ。」
小川中佐も、どうすることも出来ないのである。中佐の眼に涙がいっぱいたまっている。
○
※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さんが眼をつぶっているうちに、わが神風隊は八機の中、七機まで射ち落されてしまった。
荒鷲爆撃機は翼の下に機関砲を据えつけている。この機関砲はドイツのメルカツ博士が考え出したもので、空中戦で狙射をするのには持ってこいの武器である。
『荒鷲』は重い重い爆撃機のくせに、上へ昇る力が戦闘機より強い。神風式偵察機が近づいて行くと、すうっと上空をかけ上って、頭の上から狙射だ。
三糎の砲弾が「があん」と命中すると、弱い偵察機は一たまりもない。すぐに焼けてしまうのだ。
「はは、可哀そうな、日本の飛行将校よ。太平洋の鱶の餌食にでもなりたまえ。