Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
うんせききこう
柳宗悦 民藝紀行
柳 宗悦
Lisez 柳宗悦 民藝紀行 (うんせききこう) de 柳 宗悦 (やなぎむねよし) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 133 050 caractères · 276 écrans
三
とか「ひろら」とかいう言葉を使う。備中地方ではこの草で編んだ蓑を「ぼうりょう」と呼んでいる。「ごんじ」は蓑によく用いる「うりき」の別名で、ある地方では「おっかわ」ともいう、青皮の意である。「まだ」に似ているが、「まだ」より柔かい。
三
ついでだから蓑に因んだ幾つかの言葉も此処に添えておこう。前に記した如く、よく用いられるのは「蓑笠」の言葉で、もとより蓑と笠と二つのものを示した言葉だが、いつも共に用いてつきものである。「蓑になり笠になり」などという諺もある。表になり裏になって庇う意味である。「蓑笠はてんで持ち」の句は必要なものは各自で有てとの心。「蓑造る人は笠を着る」といえば互に寄り合う暮しのこと。「蓑笠を著て人の家に入らぬもの」と訓したのは、素盞嗚尊の故事により、物事を断られる意に用いる。この蓑笠は『万葉』の古歌にも見えることは前に引いた歌の例でも分る。
活物にこの字を冠らせたもので誰でも思い起すのは「蓑虫」である。蓑を着た如き様からかく呼んだのはいうまでもない。この頃は利用の道も立ってその繭が役立つが、昔はいい例にはとられておらぬ。『枕草子』には「みのむし、いとあはれなり」